パドックでの分析
パドックの見方は非常に難しいです。調教師や騎手などの経験を持つ人がパドックで馬を見ても、必ずしも勝ち馬に行き当たるとは限りません。感性的な要素も大きく、その独特の感覚に優れた馬の見方が出来る人も実在します。
パドックを見る要素として一般によく挙げられるのは、馬体のバランス、歩様、気合(イレ込み)、毛ヅヤ、発汗、馬具などです。これらの要素を見る上で大切な点が3点あります。
まずは「状態の良い馬」のイメージを自分なりに抱きながらレースを見ること。自分のイメージと目の前の馬とを見比べて、その馬が走れる状態にあるか、どうかを判断する、というものになります。G1レースでも、未勝利戦でも構いません。競馬場で見た「勝った馬」のパドックでのイメージを、1頭でも多く頭に叩き込んでおきましょう。
2点目に可能であれば、目の前の馬が前走でどんな状態だったかを覚えておきましょう。もちろん全部の馬を覚えておくことは難しいと思います。それでもG1レースなど重賞レースに出走する馬なら、ある程度は覚えておくことが可能かもしれません。「好きな馬」などという形で記憶する馬を絞る方法もあるかもしれません。大切なのは「1頭でも多く」なのではないでしょうか。そして「この前はイレ込んでいたのに、今日は落ち着いている」などの変化を読み取りましょう。
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3点目ですが、「パドックだけで馬券を当てる事はできない」点を認識しておきましょう。「パドックでは良く見せないのに、いつも走る馬」という馬も実在します。パドックで停止命令がかかった後、騎手が騎乗して返し馬、そして待避所やゲート前での輪乗りなど、パドックからレース前の間にも、様々な段階があります。「パドック」は勝ち馬予想をする上での、一つの要素に過ぎないのです。